中山競馬場は芝・ダート・障害コースの3つのコースを有しており、芝コースは内回りと外回りに分かれています。

そんなコースで沢山のレースが行われているのですが、「直線が短く奥に深い」というそのコースの形は他の競馬場と比べても個性的。決して大きいコースとは言えないものの、その独特の形がレースの結果に大きく影響することもあり、他の競馬場とは一味違った予想における奥の深さを提供しています。

独特の形をしているものの、東京や京都競馬場など他の中央の競馬場と比べて決して大きな競馬場ではない中山競馬場。

しかしコースに潜む高低差は中央競馬の競馬場10場中随一。特に短いホームストレッチに潜む坂はまさに心臓破りの坂。決したと思われた大勢をガラリと変えてしまうほどの破壊力です。

競馬の最高峰・日本ダービーや年末の風物詩・有馬記念などが行われる中央競馬の花形コース・芝の生えた芝コース。

スピードを追い求めたサラブレッドの能力が最大限に引き出される迫力あるコースですが、芝の成長は気温や天候に左右されるうえ、競走馬が走った後は衝撃で掘り起こされるなど、ダートコースに比べて管理が難しいという面も。このため競走馬が走りやすいように1年を通して徹底管理されています。