中山競馬倶楽部理事長の肥田金一郎氏が「東京ダービーにも匹敵する名物レースを」と考えて作られたと言われる中山大障害。

年に2回、春と秋に行われていたレースは1999年に行われた障害レース体系の整備によって春は国際招待の中山グランドジャンプに、秋は国内のハードラー王決定戦の中山大障害になりました。両レースとも国際競走となってしまったため今でこそ両レースの差異は距離とコースぐらいですが、行われる時期と名前の違いによって受ける印象は全く別物。大障害はどこか哀愁を漂わせます。注目度としては翌日に行われる有馬記念の方が上ではありますが「中山大障害に勝負を賭ける」と言うファンも多いようです。