桜花賞トライアルのアネモネSを差し置いてトライアルでも無いのに重賞の格付けがされているフラワーカップ。

この時期の3歳牝馬限定重賞といえば桜花賞のトライアルレースが思い浮かびますが、トライアルに指定されていないのがフラワーカップ。そんなフラワーカップは以前まで「桜花賞戦線に乗り遅れた馬達が出走してオークスを出走を目論む」という意味合いの強いレースでした。しかし2004年、このレースの勝ち馬であるダンスインザムードが桜花賞を制覇すると、続く05年の勝ち馬・シーザリオが桜花賞で2着、06年の勝ち馬・キストゥヘブンも桜花賞を制覇。桜花賞を占うと言う意味でも見逃せないレースになりました。